先日我が家のWi-Fi環境を紹介した。
我ながら完璧な設計だと思ったがまだまだ不便なところがあり。。。
その改善のため、擬似メッシュWi-Fi環境を構築したので今回はその紹介をしようと思う。
我が家の状況の再確認と課題整理
我が家は3階の戸建だが、高速Wi-Fi環境を目指すため、先日ルータを追加購入してブリッジ接続で電波範囲・強度を強化した。
当時(というほど遠くはない先日)は上記で特に何も感じなかったのだが、数日過ごしているうちにある問題を感じ始めた。
それは、各階に設置したSSIDが異なることだ。
ブリッジ接続でAP(アクセスポイント)を追加するとそこから新たにWi-Fi電波を飛ばし始めるわけだが、そのときのSSIDは通常であればルータ、APで別々にする。
我が家の場合は以下の通り。
階数 | 機能 | SSID |
1F | AP | XXXX-1F-a, g |
2F | ルータ | XXXX-2F-a, g |
3F | AP | XXXX-3F-a, g |
g(2.4GHz)も含めると6つもある!!!
これだけだと「ふーん、それで?」って感じかもしれないが、これが問題。
Wi-Fiを受信する機器は、一度掴んだWi-Fiをなかなか話そうとしないため、電波が届きさえすれば強度が弱かろうが切り替えることはしない。
つまるところ階を移動するたびにSSIDを切り替える必要があるのだ。(めんどくさ!!!)
前置きが長くなったが、今回はこいつを改善するためにメッシュWi-Fi化する。
メッシュWi-Fiとは??
結局やりたいことはSSIDを統一すること。
これだけ聞くと中継機を導入するのと変わらないかと思うかもしれないが、厳密には違う。
中継機は文字通り中継なので電波のリレーだが、メッシュWi-FiはルータのAP機能部分を複製するイメージ。
以下のサイトがすごくわかりやすかったので詳しくはこちら。
上記のページにも記載されているが、メッシュWi-Fi自体は正式にはルータ機能の一つで、各社のルータにて機能として実装されている。
今回はそれを擬似的に再現するため、あえて「疑似メッシュWi-Fi」と表現している。
やったこと
じゃあ何をやったかといえば、実はそんな大したことはしておらず、上記ページで紹介されている通りSSIDを統一しただけである。笑
ネットワーク構成も現在のブリッジ接続の構成のままで問題ないので、各階のルータ、APの設定画面でSSIDを変更しただけだった。数秒の作業。
一応、電波の干渉が起こらないよう、チャンネル分けの設定がなされているかはルータ、APごとに確認した。最近のルータは電波干渉が起こらないように自動切替する設定があるので今回はそれに乗っかる。
結果
試しに階数を移動してみる。
iPhoneのWi-Fiアイコンのところに注目すると、階を移動した際、一瞬Wi-Fiの電波が弱くなるのだが、数秒すると電波強度が回復。この一瞬で接続先のAPが変わったことがわかる。
おおおおおおお。(みなさんにこの感動をお見せできずごめんなさい。)
正直、毎回階数を移動するたびにWi-FiのSSIDを切り替えていたのでものすごくありがたい。
iPhoneとかSSIDを切り替えるのに2, 3ステップ踏まないといけないのでホントめんどくさかったんすよねー
また我が家が快適になった。アップデートって大事。
コメント