「喰霊」を読破した話。

ふと思い出して読みたくなった喰霊(がれい、 作: 瀬川はじめ)。
ebook japanのまとめ買いクーポンを利用して、12巻全巻をお買い上げ。

1日1冊くらい読むかー、ぐらいの気分でいたが、昨晩徹夜で読破してしまった。。。
おもしろかったが故に、今までなんで読んでこなかったのかを後悔しながら陽はまた昇る。

ストーリー

弐村剣輔は霊が視えること以外は普通の男子高校生だったが、ある日巨大な霊獣を使役して悪霊を屠る少女・土宮神楽と出会ったことから機密機関「対策室」に入り、妖怪や悪霊と奮闘することになる。

wikipedia: 喰霊 あらすじ より引用

※ 2008年に「喰霊 -零-」としてアニメ化もされたが、そちらは漫画の前日譚にあたる。

所感 ※ ちょいネタバレあり

ストーリー全体を通して不思議な没入感がある作品。
感想を書くにあたって、「何がおもしろいのか?」と冷静に考えると言葉に詰まったが、
結論としては、魅力的なキャラへの没入だったと気づいた。

ストーリーの始まりは「BLEACH」にかなり近い。だが、BLEACHほど戦闘描写に凝っているわけでもなく、細かい設定や伏線が散りばめられているわけでもない。良い意味で裏切りが少ないわかりやすい世界観とストーリー展開。

そのわかりやすいストーリーの上で繰り広げられる、各キャラクターの心理描写や関係性が本作の魅力なのではないかと思う。


主人公 剣輔とヒロイン 神楽との関係では、最初のうちは「これは恋ではないか?」とお互いが思うわけだが、それぞれがそれぞれに対して恋愛感情だけではなく、より深く熱い感情を抱いていく。
また、神楽と敵キャラ 黄泉との関係も、「元々は家族同然だったのに」から敵として現れ、ストーリー終盤までお互いの想いのぶつかり合いがある。
他にも各キャラの恋愛模様や友情など、様々な人間関係があり、その一つ一つが共感や感動を与えるものだった。
そのため、ストーリーのおもしろさもさることながら、「このキャラとこのキャラはいったいどうなるんだろう??」というワクワク感が常にストーリーの側にあり、気づけばどんどん読み進めてしまう没入状態になってしまうのだと筆者は感じた。

・・・うん。ここまで感想っぽいものを書いたが、やはり上手くおもしろさを表現できない(泣)

要するに、剣ちゃんかっこいい、神楽かわいい、ノリちゃんイケメンでした。

何故いまさら喰霊なのか??

こっちが聞きたいわ(笑)

一応、以下の流れで喰霊に行き着いた。

  1. 筆者、You Tubeでアニソン特集を閲覧。
  2. 特集内で「Paradise Lost (茅原実里)」が紹介された。
  3. 筆者、「うわ、懐かしー。名曲じゃん」となる。
  4. 筆者、「そういえば喰霊のアニメってちゃんと見てなかったなー」
  5. 筆者、「あれ、そういえば漫画もちゃんと読んでなかったよな??」
  6. ebook japanがまとめ買いクーポンを発行していた。
  7. 筆者、買う

とまあ懐かしさからの衝動買い的な起因だったが、もともと漫喫の立ち読みでサラッとしか読んでなかった喰霊をちゃんと読むことができて良かった。

もう10年以上前かと思うと感慨深いが、名作はいつ読んでも名作なんだなと改めて思った。(通算100回目くらい)

アニメはdアニメストアで公開されているそうなので、零もちゃんと見ようと思った今日この頃。

ということで次回は、「喰霊 -零-」か「東京ESP」の感想文になりそうです。

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