【就活生向け】IT志望なら脱アナログで効率的に就活してくれ。

Life

ヤマモトです。こんにちは。

たまに会社のリクルートの手伝いをしていて、就活生と相対することがある。

自分が就活しているときは自分のことで精一杯だから気づかなかったが、こうして会社員になってから客観的に見ていると、優秀な学生さんとイマイチだなという学生さんは結構はっきりしている。
まあ人それぞれ性格や能力に差があるので、それ自体は普通のことだとは思う。

・・・なのだが

傍から見てて就活の進め方について「効率悪そうだな~」と思う学生さんがちらほらいる。

例えばこんな感じ。

  • スケジュールを手帳に書き溜めて、スケジュール欄が真っ黒
  • 人の話を一生懸命ノートに書いているが、その後見返されることのないノート

これらの行動は当てはまる人も多いだろう。もちろん、「紙とペンが書きやすいし結局楽」っていう気持ちもわかるので、上記を全否定する気は無い。

ただ、それで就活の効率性が落ちてしまい、就活が上手くいかなかったら本末転倒でしょうに。

なんなら、もっと効率的な方法があるのに、知らないという理由だけで上記の方法を取っているのであれば、その時点で他の就活生と差が開いている可能性がある

特に、IT企業を志望している就活生の方であれば、このくらいのことは脱アナログで効率的にやっていて欲しいなと思う。

ITで世界を変える!!」と立派な目標を語るのはとても素晴らしいと思うが、その前にあなたの暮らしをアップデートしてくれと言いたい (笑)
説得力の無い目標だなww」と採用する側は見ているぞ (笑)

ということで、とんだお節介かもしれないが、就活生と相対することがあるヤマモト目線で、就活生のために就活を効率化するツールを紹介しようと思う。

ここで紹介するの「最低限これは使って欲しい」ツールばかりなので、上記の特徴に当てはまりツールを知らない就活生の方はぜひ読んで欲しい。

目指せ、脱アナログ就活

アナログ就活がなぜ非効率??

そもそも冒頭で書いた特徴について、「なんで効率が悪いの??」と思う方もいるかもしれないので、まずはその説明からしていく。

前提: アナログ就活を全否定するわけではない

まず前提として、重ねてにはなるが、アナログ就活自体を全否定しているわけではない

やり方を工夫すればとても効率的になる場合もあるし、人によって向き/不向きもあるのでアナログで進めた方が効率的になる場合もある。

例えば以下の場合である。

  • お気に入りのスケジュール帳で、見るだけでモチベーションが上がる
  • ノートの分け方や書き方について具体的なルールを決めていて、ルールに従って記入している

つまるところ、意味があってそうしている場合である。
色々試した末に効率的な方法が見つかったならそうすべきだし、モチベーションも効率性の大事な要因だ。

このような場合は、今行っている進め方から大きく変えるとかえって非効率になる場合もあるので、既に就活の方法を確立している就活生の方は、今の方法を自信を持って進めてもらいたい。

対して、特に意味もなくそうしている場合は非効率な可能性が高いので、そういった就活生の方が対象だと思って欲しい。

アナログ就活が非効率な理由

冒頭で述べた例の一つ一つについて、非効率な理由を解説していく。

ここで、ヤマモトの私見が大いに入るので、「それは違うぞ!」って方は読み飛ばして欲しい。

スケジュール帳は見落としてたら意味が無い

そもそもスケジュール帳が見にくい場合は論外なのだが、見やすいようにまとめていても発生する問題。それは書いていたのに見落としているパターンだ。

どんな人間でもミスをする。ましてや就活生は多忙を極めることが多いので、疲れている時ほどミスは発生しやすい。

スケジュール帳や手帳にスケジュールをまとめている場合、発生しうるミスは以下の3点。

  1. そもそもスケジュール帳を見返すのを忘れた
  2. スケジュール帳を見ていたが、書いていることを見落とした
  3. スケジュール帳を前日に見ていてイベントがあることを認識していたが、当日別のことで頭がいっぱいでイベントのことを忘れていた

例えば3つ目はこまめにスケジュール帳をチェックしていれば防げるように思えるが、上述の通り、忙しい時ほど人間はミスをするので、忙しい時ほどその行動自体を忘れる可能性は捨てきれない。

就活生のスケジュールは多忙で過密だが、1つ1つのイベントは重要で、1つでもすっぽかしでもしたら一発アウト。それなのに、こんなにミスする可能性がある方法をとるなんて、効率性の前にとてもリスキーだと思う。

これは就活生だけではなく、社会人も当てはまることなのだが、ヤマモトは上記のリスクを考えると到底マネしたいとは思わない。

他にも、スケジュール帳などのアナログ媒体では検索性が悪いというデメリットもある。
「あれ、この会社のイベントいつだっけ??」となった時に、検索性が悪いせいで余計な時間を要してしまう。

ノートは見返さないと意味が無い

一生懸命、人の話や会社の話をノートに書き連ねるのはとても良い。だが、それは果たして見返されるのだろうか??

もっと言うと、見返す前提で書かれているだろうか??

その情報はきっとエントリーシートや面接のときに重要になるのだが、大事な場面で見返されない、或いは見返しにくければ意味が無い。

では、見返す前提で書いている人メモ書きをちゃんと整理し直す人は問題ないのか、というとまだまだ非効率な部分はある。

例えば以下である。

  1. 見返す前提で記入ルールを決めておいたり、それによってはページやノートを書き分けなければならない
  2. 書き分けたページやノートを整理して、複数所持しなければならない
  3. 検索性が悪い

スケジュール帳の話と被るが、特に3つ目は致命的。
就活で得る情報は志望する業界、企業の数ほど膨れ上がる。そのため、紙でまとめていたらよっぼど整理していない限りは、欲しい情報がすぐ見つからない可能性がある。

また、それぐらい丁寧に整理しないと検索性が悪いので、丁寧に整理する時間も必要。

何度も言うが、就活生は多忙を極めるので、時間的なデメリットが多いこの方法は非効率と言わざるをえない。


脱アナログ就活のために使うべきツール

いよいよ本題。じゃあどんなツールを使えば良いのかをご紹介していく。

いずれのツールも、多種多様にあるので最終的には各々で使いやすいツールを使っていただければと思う。

カレンダー・スケジュールアプリ

スケジュール帳から脱却するなら真っ先に使って欲しいアプリ。

使い方はアプリによって様々だが、大概はアプリ上でカレンダーの指定した日・時刻に予定を登録するだけ。

メリットは以下の通りだが、ここで重要なのは、クラウド型のサービスであること。

  • リマインド機能がある
  • 登録後に修正もできる
  • スマホとPCどちらでも閲覧・修正ができる ★クラウド型限定
  • デバイスをロストしても、復旧できる ★クラウド型限定

登録後の修正はデジタルならでは。就活をしていると、自分や企業の都合で予定が変わることなんてちょくちょくある。アナログのスケジュール帳だと、修正液など使う必要があるので必然的に汚くはなる。(そして汚くなると見る気が失せる 笑)

一番ありがたいのはリマインド機能だろう。
アプリによっては何日前、何時間前、何分前などなど細かく通知のタイミングを設定できるので、そもそもスケジュールを見直すということを忘れていても気づくことができる。

「覚えておく」ということは少なからず脳の負荷になるので、必要なことはアプリに覚えてもらって、脳のメモリを軽くしておくのが何事においても大事。

あとはクラウド型限定だが、スマホ・PC両方で閲覧・修正できるのは必須だろう。
就活していればスマホとPCを行き来するのは何回もあるので、どちらでも編集できるようにしておくと便利。
ヤマモトも就活しているときは、家ではPCで、外出時はスマホでスケジュールを更新していた。

アプリ例

じゃあ具体的にどんなアプリを使えば良いのか、という話だが、以下のサイトの内容を参考にしてもらえるといいだろう。

ちなみにヤマモトは以下サイトでは紹介されていないが、Googleカレンダーを使ってたし、今でも愛用している。Googleアカウントを作らないといけないが、就活用にメールアドレスを作ることにもなるので、この機会に作っちゃっても良いかもね。

ノートアプリ

これは就活生だったら絶対必要だと思う。

簡単に言えば「メモ帳」やOfficeの「Word」のようにテキストを記入することができるのだが、記入できる内容と整理のしやすさが段違い。

ノートアプリで記入できる内容は、URLリンクや画像、なんならWebページそのもの (html) も保存できちゃう。
例えば、志望企業の公式ページで気になるページがあったら、普通だったらURLをブックマークしておくと思うが、ページごとノートに保存できるので、わざわざページに行かなくてもノートアプリを見返すだけで良くなる。

例えば、以下はヤマモトが使っている「Evernote」というノートアプリの場合だが、htmlの体裁そのままで、なんなら広告バナーも一緒に保存できている (笑)

EvernoteでWebページごと保存している例

つまり、情報を一か所に集約しやすいのである。とすると、検索性も上がる

また、ノートの整理のしやすさという点では、ノートごとにタイトルやタグ付けをすることができるので、例えば会社ごとにノートを分けたり、タグで分類することで、見たい情報をすぐ引き出すことができる。これも検索性アップの話。

ノートアプリもクラウド型でスマホ・PC両方で閲覧できるものがおススメ。ノートにまとめるときはPCで、情報を見たいときはスマホで、という風に使い分けることができるからである。

具体的な使用例

ここまで読んで、あまり使い方のイメージやメリットが感じにくい方もいるかと思うので、ヤマモトがこのノートアプリを活用していたケースを紹介する。

複数のIDやパスワードをログインURLと一緒に管理

就活生あるあるだと思うが、就活エージェントサイトに複数登録するので複数IDを持つし、企業ごとに採用用のWebページを構えていてそれ専用のIDが発行される場合もあるので、ID地獄に陥る

平気で10以上のIDとパスワードを持つことになるので、管理が大変。
紙やノートにメモしておくでも良いが、数が膨大になると検索性も必要になる。

そこでノートアプリ。
ノートアプリにIDやパスワード、あとは就活エージェントや企業ごとのログインURLも記載しておけば、ログインに困ることは無くなる。
また、検索性も高いので、必要なIDをすぐ見つけることができる。

ちなみに、、、ノートアプリに平文でパスワードを記録しておくのはあまりよろしくないので、思い出せるレベルだけ書いておくとか、何かしら工夫はしておこう。

企業へ訪問する際

会社の地図、経路、電車の乗り換え、会社に入ったあとの集合場所、入館方法、、、などなど、訪問するだけなのに必要な情報はたくさんある。

じゃあ当日になって地図アプリを開いて、電車の乗り換えアプリを開いて、会社の入館情報は手元にメモっておいて、、、と見るアプリや媒体がバラバラだといちいち切り替えるのがめんどくさいし、効率が非常に悪い。

そこで、このノートアプリの出番である。事前に必要な情報を一つのノートにメモっておけば、当日はノートアプリの画面を見るだけで良くなる。

手書きのメモでも同じことできそうな気もするが、上述の通り画像やWebページをそのまま貼り付けることができるので、簡単にメモを作れるし視認性も手書きより断然良い。
とても効率的なのだ。

アプリ例

じゃあ具体的にどんなアプリを使えば良いのか、という話だが、これまたたくさんある。以下のサイトを参考にしてもらいたいが、無料で使い勝手が良いのは断然「Evernote」だろう。

ヤマモトは昔はEvernote派だったが、最近はOneDriveとの相性の良さからOneNoteを使っている。

ノートアプリの補足: 外出先でメモを取る場合

あれ、じゃあ外出先でノート取るときはどうしたら良いの??

って思った方、良い質問です。

外出先だとスマホやPCでメモを取ることができない場合が多いと思うので、この場合はシンプルに手書きでメモを取りましょう。

結局アナログかい!!! ってツッコミもありそうですが、いやいやメモを取った後が大事なんです。メモを取ったらそのメモの写真を撮影してノートアプリに画像で貼り付ければ整理完了です。

なんなら最近のスマホだとPDFとしてスキャンする機能もあったりするので、綺麗に保存することもできる。

ヤマモトの場合は、社会人になってからだが、Rocketbook という製品を使っている。

このノートは、書いた内容を専用のアプリでスキャンして、ノートアプリに転送することができる。EvernoteやOneNoteなどとも連携でき、スキャン時に自動でノートアプリに転送することも可能。指定のメールアドレス宛に送信することもできるので、シンプルにスマホやPCに保存することもできる。

何より、書いた内容を布巾で消してノートとして再利用できるのが強い。ノートはこれ一冊だけ持ち歩けばOKで、もうノートを買い足す必要もない。なんてecoなんだ。

まとめ

今回、「スケジュール・カレンダーアプリ」と「ノートアプリ」の二つを紹介した。

この他にも就活やそれ以外の日常生活を便利にするツールやアプリはたくさんあるので、自分で調べてどんどん効率的にしていって欲しい。「これは非効率かも??」と思ったらとりあえず調べる癖をつけておくと、就活だけでなく入社してからも絶対タメになるはず。

よく言われるが、就活は情報戦だと思う。

企業の情報はもちろんだが、効率的に進めるノウハウを知っているかどうかでも、他の就活生と雲泥の差が生まれる。これは自分が就活生の時も感じたが、リクルートイベントで就活生と関わる中でもひしひしと感じる。

今回紹介したツールはあくまで最低限であることは肝に銘じてほしい。できる就活生はもっと効率的に進めているということだ。

特にIT企業を志望している就活生ならぜひ使いこなして当然くらいに思っていて欲しい。



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